近年、むし歯や歯周病は ”細菌による感染症"であることが分かってきました。
むし歯は、糖分を取ることによって、お口の中が酸性になり歯の表面を溶かしはじめた弱い部分にむし歯が感染しむし歯になります。
歯周病は、歯磨きの磨き残し部分の歯垢により、 歯と歯ぐきのすき間に歯周病菌が入り込みます。 その結果、歯を支える歯ぐきの骨(歯槽骨)が溶けてしまい歯周病は進行していきます。
では、いったいどのようにしたらむし歯や歯周病予 防することができるのでしょうか?
むし歯・歯周病予防のためには”むし歯菌や歯周病菌を減らすことが有効と考えます。
当クリニックでは むし歯・歯周病の予防、お口の 健康診断の一環として”位相差顕微鏡” ( 上写 真 )を使ってお口の中の細菌叢のバランスをお 調べしています。
お口の中の細菌の状態( 細菌の種類や数など )を確認することで、その方の状態に合わせた治療や予防処置をご提案できると考えます。
妊産婦検診指定医院です。
● 労災指定歯科医院です。
労災保険情報センター
横 浜 市 歯 周 疾 患 検 診
当院は 横浜市歯周病検診 の登録医院です。
この機会に歯周病検診を受けて、お口の健康状態をチェックすることをお勧め致します。
横浜市にお住まいの
受診時の満40歳・50歳・60歳 ・・・・・¥500
受診時に満70歳・
市民税非課税世帯・
生活保護世帯の方・・・・・・・・無料
受診の際には住所・年齢など確認できるもの
(健康保険証など)をご持参下さい。
あいうべ体操のやり方
あいうべ体操のやり方
次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
@「あー」と口を大きく開く
A「いー」と口を大きく横に広げる
B「うー」と口を強く前に突き出す
C「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
@〜Cを1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2〜3度に分けたほうが続けやすいでしょう。
入浴時にやるのがおすすめです。
また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。
とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。
この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。
「ベー」がうまくできない人は、大きめのあめ玉をなめて、舌を運動させましょう。舌運動と甘味の刺激で、脳も活性化します。
お薦め図書
今井一彰 /岡崎好秀 著
口呼吸を矯正する「あいうべ体操」はお金も道具も通院する必要もありません。
適切な鼻呼吸を導き、自分の持つ自然治癒力と体の本来の力を引き出します。
病気の原因は「口呼吸」にあった!
口呼吸で口内が乾いた状態が続くと、歯周病菌などの悪玉菌が増え、体全体に悪影響を与えることに。口呼吸になる仕組みを解説し、暮らしの中で鼻呼吸に改善するための方法を紹介。
花粉症、アトピー性皮膚炎、うつ病……
万病の一因は口呼吸にあった! 本書では口呼吸と健康の悪しき関係と、そのメカニズムを解説。
あなたも、じつは知らないうちに"口呼吸"になっているかも!
例えば、いびきをかく、唇がよく乾く、左右の目の大きさが違う…など、
ひとつでも思い当たる人は、ご注意!
摂食嚥下リハビリテーション
高齢者では、咀嚼機能や嚥下機能が低下しやすく、誤嚥性肺炎も多いことが知られています。我が国では高齢者が増加していますので、 誤嚥性肺炎の発症やそれにより亡くなる方が増加しています。
当院では、金沢区歯科医師会が行う摂食・嚥下リハビリテーション事業にも積極的に取り組んでいます。
摂食・嚥下とは、食物を認識して口に取り込むことに始まり、胃に至るまでの一連の過程のことです。
この運動に支障を来すのが摂食・嚥下障害です。
摂食嚥下障害とは、このような動作がスムーズに行えず、食事中にむせてしまう、食べ物を飲み込むことだけでなく、口の中に入れることや、噛むことさえできなかったり、認知症のために「食べる」ことさえ認識できない状態を言います。
最近、このような症状はありませんか?
食べ物をよくこぼす。
なかなか飲み込むことができない。
食事の時間が長くなった。
飲み込むときよくむせる。
水がうまく飲み込めない。
痰(たん)が多くなった。
これらの徴候が多くみられた場合、摂食・嚥下障害が疑われます。
当医院では、摂食嚥下障害のリハビリを行っております。 患者さんの症状に合わせて検査・計画を立てますので、まずはお気軽にご相談ください。